「カゴ」人は誰でしたか。

By Posted on 0 1 m read 405 views
Arreau, mars 2020, G. Ducros

去年アロー(Arreau)という町まで行きました。ドーレ谷Vallée d’Aureとルロン谷(Vallée du Louron) の入り口にあります。そこの観光案内所の二階に「カゴ」についての永続的な展覧会があります。もう夜でしたので見ることができませんでしたがまた行って見ようと思いました。なぜならもう「カゴ」がいませんが母に「昔カゴはたいへんでしたよ」と聞きました。では、「カゴ」と言うのは、なんでしょうか。「カゴ」人は誰でしたか。時代によって違いました。

「カゴ」の話しは11世紀に現れます。差別されていた人を指し示します。「カゴ」身分は引き継がれていました。「カゴ」として生まれて、他の「カゴ」と結婚して、「カゴ」として死んでいました。それで、タブーとして自由に選べないことが多かったです。普通の人と混ざらないように住める町が限られていました。できる仕事も限られていました。材木仕事など自然と関係がある大変な仕事が多かったみたいです。宗教でも差別されていました。教会に入る普通の門が使えなくて、カゴ専用のを通っていました。教会入り口の聖水盤も違っていました。カゴの洗礼の時に鐘は鳴らさなくて、死人のお墓は特別な墓地にありました。

「カゴ」の差別の起源について二つの仮説があります。一つ目は他族(侵入した西ゴート人、サラセン人など)、或いは他宗教の子孫なのです。二つ目はハンセン病の患者の子孫なのです。

少しずつ「カゴ」がいなくなって、ルイ十四世の時にその差別とその言葉も禁止になりました。しかし、それ以降も「カゴ」と言う言葉がまた使われるようになりました。例えば、知的障害者のことを指し示していたようです。19世紀の終わり頃に調査が行われて、二万人の知的障害者と十万人の甲状腺腫の患者が見つかりました。だいたい皆がピレネーとアルプスと言う山の地方にいました。色々な理由が考えられていました。例えば高所、血族関係、水の質などです。あるスイスの医者が最初から原因はヨウ素の不足ではないかと考えましたが、ヨウ素の塩を山の村に配れたのは1920年ぐらいでした。配れてから知的障害者や甲状腺腫の患者が完全にいなくなりました。

参考:

https://www.ladepeche.fr/article/2012/09/16/1441116-ces-braves-cagots-ont-ete-maudits-pendant-800-ans.html

https://fr.wikipedia.org/wiki/Cagot#Origines_du_phénomène

https://fr.wikipedia.org/wiki/Cagot#Sens_dérivé

https://www.lepoint.fr/histoire/la-veritable-histoire-des-cretins-des-alpes-09-09-2018-2249778_1615.php

https://www.independent.co.uk/news/world/europe/the-last-untouchable-in-europe-878705.html

https://www.biusante.parisdescartes.fr/sfhm/hsm/HSMx1983x017x001/HSMx1983x017x001x0085.pdf

https://www.sac-cas.ch/de/die-alpen/un-fleau-disparu-le-cretinisme-dans-les-alpes-12386/

https://fr.wikipedia.org/wiki/Cr%C3%A9tinisme

Share this article

モンレジョ市場と地域的な通貨

By Posted on 0 1 m read 549 views
Stands de paniers et de fleurs sur le marché de Montréjeau, août 2019, H. Macdonald.

日本に住んでいた時に一番なつかしかったのは市場とチーズでした。スケジュールが許せばスーパーより市場で買い物したいと思います。ただ、市場の時間はちょっと不便です。週に一回市場をする都市や村は多くて、だいたい平日に開かれます。しかし所によって市場の曜日が変わるので、違い場所に行けばほとんど毎日市場があります。市場の曜日は時々町や村の看板に書かれています。それで、市場で商売する人は商品を包む紙や袋にその他に行く市場の曜日を書いています。このように、他の村、他の都市の市場の曜日がお知らせされています。

モンレジョの市場は毎週の月曜日で、にぎやかで結構大きいです。肉屋、八百屋、マス(魚)屋、チーズ屋、パン屋、はちみつ屋、スパイス屋、服屋、古着屋、アクセサリー屋、CD屋、かご屋など、なんでもありますよ。幼い時市場へ行くのは大好きでした。鶏、ヒヨコ、ウサギなどの小動物が売られているので楽しかったです。ウサギを可愛がるのが好きで、ヒヨコはかわいいと思っていたので、将来ヒヨコ屋さんや花屋さんの間でどちらになろうか迷っていました。

市場で商売人を二つのグールプに分けることができると思います。一方は生産する商売人で、他方は転売する人です。両方する人もいると思いますので、もちろんいつもはっきり分けることが出来ませんが、個人的に優先的に生産する商売人を働かせたいと思います。

ある商売人のスタンドに「この店でトゥゼルをつかえます」という看板が見えます。トゥゼル(小麦の一つの種類から来た名前)はユーロに並行しているコメンジュー地域の通貨です。具体的にというと1ユーロは1トゥゼルに当たります。ユーロとトゥゼルはトゥゼルのカウンターで両替が出来ます。地域的な通貨はコメンジューしかないわけではありません。ユーロがあるのに地域的な通貨が存在する意味はなんでしょうか。この地域的な通貨はよく「市民的」や「論理的」と形容されています。私が分かる限り、この地域的な通貨の意味が二つあります。一つ目は投機を避けるということです。銀行に預けたお金は銀行の金庫に止まるわけありません。銀行に使われています。しかしトゥゼルは金融に使えないので使い方をもっと支配できるらしいです。二番目は地域的な生産と短い流通を発達させることです。トゥゼルを買ったら写真を載せます。

Share this article