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Tag Archives 南フランス

ローカルなサン・ミシェル

故郷の辺りの一番好きな場所の中にサン・ベルトラン・ド・コミンジュ(Saint-Bertrand-de-Comminges) があります。この地域にあるサン・ミシェルのようなものと言ってもいいでしょう。

サン・ベルトラン・デュ・コミンジュ
Saint-Bertrand-de-Comminges, Janvier 2020, G. Ducros

サン・ベルトランは小さい村ですが素敵な大聖堂があります。大聖堂はりんご材の植林や(もちろん)畑やガロンヌ川がある平野の突出した丘の上に位置しています。ということは大聖堂が遠くから見えますね。背景になるピレネー山脈と比べると大聖堂は遠くから見たら小さそうですが、近づくにつれてどのぐらい大規模か分かります。大聖堂の建造はいつも長いです。サン・ベルトランの場合では建造が12世紀に始まりましたがはっきりいうと建造の歴史がよく分かりません。ただ内陣の聖職者席はとてもきれいと思います。

村は城壁に守られています。中世の狭い門を通って村に入ると大聖堂が古い家に囲まれています。村に「プール・オ・ポー」の名物で有名になった「シモーヌ屋」というレストランがあります。日曜日しか作られていません。「プール・オ・ポー」は簡単にいうと鳥鍋の一つです。アンリ四世が「私の王国にはどんな農夫でも毎週の日曜日にプール・オ・ポーが食べられるようにしたい」と言って、「プール・オ・ポー」をフランスの料理の一つのシンボルにしたらしいです。

私はずっと前から「プール・オ・ポー」を食べていませんが、 二年前に「シモーヌ屋」にいったことがあります。20人ぐらいの巡礼者のグループがいました。食後に皆で祈りを歌いました。彼らの熱心さは心を揺すぶると思いました。サン・ベルトランはサンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼の宿泊の一つですから巡礼者に会うのは驚きではありません。サン・ベルトランはサンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼の宿泊としてユネスコの世界遺産に登録されています。

小さい職人の店(ピレネー羊毛での服、傘、アクセサリー、はちみつ、製陶など)もあります。

それで、サン・ベルトランには考古学の博物館もあります。今の村と村の大聖堂がガロ・ロマン期のかつての街の崩壊の上に建立されました。そういう街の名前はLugdunum convernarumでした。申し訳ありませんが発音は分かりません。Lugdunum convernarumについて「ヴァルカブレール」(Valcabrère)村を紹介する時にもう少し話します。

サン・ベルトランは私たちの前からありますし、私たちの後もあるでしょう。時間を超える場所ですから自分の命なんてくだらない気がしますね。

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