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「ル・ピコン」丘

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グルダン・ポリニャン村の一番高い山は「ル・ピコン」と言われています。

to show a view of the path to the top of a hill called Le picon
Paysage lors de l’ascension du Picon, Gourdan-Polignan, septembre 2019, G. Ducros

「ル・ピコン」の標高は630メートルぐらいです。ある斜面は採石場になって削られています。この地方には採石場が多いです。例えばグルダンから30キロぐらい離れているマリニアックの採石場は大理石の出産で有名です。しかし、グルダンではどんな石が採られているのか分かりません。採石活動は活発に行われていませんが、完全に停止したわけではありません。採石場はうるさいのでよかったではないかと思っています。

採石場のよこに山に登る道が見えます。頂きまで行くならその道を行かなければなりません。去年の秋の太陽の最後の日を楽しむため、または秋の実りを探そうと思って最近登ったことがあります。

最初は美しい黒苺の実がなるキイチゴの地帯を通過します。そのあと森の地帯に入ります。道にいくつかの栗の木がありますが、キノコ、クルミ属、ハシバミの木は見えませんでした。それで白石の山積みで指定されているY字 路に着きます。右に曲がってください。道は狭くなりますが上がり続けます。次いで木が少なくなって蝶々が多くなる草原のような場所を渡ります。最後にトップに大きな十字架が堂々と立ってるところから村の全てが見えます。

正直に言ったら、上から見える村の姿は特にきれいと言えないと思います。面白いのは、登山の時の他の山の景色です。「行き先より登る道の方が大切である」ということわざのいいイラストになりますね。

chemin du Picon et les chataîgniers
Chataîgners sur le chemin du sommet du Picon, sept. 2019,
Gourdan-Polignan, G. Ducros

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ローカルなサン・ミシェル

故郷の辺りの一番好きな場所の中にサン・ベルトラン・ド・コミンジュ(Saint-Bertrand-de-Comminges) があります。この地域にあるサン・ミシェルのようなものと言ってもいいでしょう。

サン・ベルトラン・デュ・コミンジュ
Saint-Bertrand-de-Comminges, Janvier 2020, G. Ducros

サン・ベルトランは小さい村ですが素敵な大聖堂があります。大聖堂はりんご材の植林や(もちろん)畑やガロンヌ川がある平野の突出した丘の上に位置しています。ということは大聖堂が遠くから見えますね。背景になるピレネー山脈と比べると大聖堂は遠くから見たら小さそうですが、近づくにつれてどのぐらい大規模か分かります。大聖堂の建造はいつも長いです。サン・ベルトランの場合では建造が12世紀に始まりましたがはっきりいうと建造の歴史がよく分かりません。ただ内陣の聖職者席はとてもきれいと思います。

村は城壁に守られています。中世の狭い門を通って村に入ると大聖堂が古い家に囲まれています。村に「プール・オ・ポー」の名物で有名になった「シモーヌ屋」というレストランがあります。日曜日しか作られていません。「プール・オ・ポー」は簡単にいうと鳥鍋の一つです。アンリ四世が「私の王国にはどんな農夫でも毎週の日曜日にプール・オ・ポーが食べられるようにしたい」と言って、「プール・オ・ポー」をフランスの料理の一つのシンボルにしたらしいです。

私はずっと前から「プール・オ・ポー」を食べていませんが、 二年前に「シモーヌ屋」にいったことがあります。20人ぐらいの巡礼者のグループがいました。食後に皆で祈りを歌いました。彼らの熱心さは心を揺すぶると思いました。サン・ベルトランはサンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼の宿泊の一つですから巡礼者に会うのは驚きではありません。サン・ベルトランはサンチアゴ・デ・コンポステラの巡礼の宿泊としてユネスコの世界遺産に登録されています。

小さい職人の店(ピレネー羊毛での服、傘、アクセサリー、はちみつ、製陶など)もあります。

それで、サン・ベルトランには考古学の博物館もあります。今の村と村の大聖堂がガロ・ロマン期のかつての街の崩壊の上に建立されました。そういう街の名前はLugdunum convernarumでした。申し訳ありませんが発音は分かりません。Lugdunum convernarumについて「ヴァルカブレール」(Valcabrère)村を紹介する時にもう少し話します。

サン・ベルトランは私たちの前からありますし、私たちの後もあるでしょう。時間を超える場所ですから自分の命なんてくだらない気がしますね。

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本交換の箱

ほとんど毎日の午後の四時ごろに、ある男の人は犬とうちの向こうのガロンヌ川沿岸のベンチに休みにきます。ラグビーボールで体操したり、犬をブラシで磨いたりしますが、よく本を読みます。彼が本の交換のボックスにあった本を取ったのを見たことがあります。

本交換のボックスはこのような箱です。

本交換の箱
Boîte à livres, Gourdan-Polignan, nov. 2019, G. Ducros

写真のボックスにメッセージが書いてあります。

『私は走る本です。私を見つけたあなたが、もし気に入れば私を読んでください。いずれにしても私を捨てないでください。他の人が私と知り合って喜ぶでしょう。うちに持って帰ってもいいし、あなたの周りの人に話してもいいですが、その後私を自由にするのを忘れないでください。どこで?あなたの次に新しい人と出会えるように、またこのボックスに入れてください。』

本交換のための場所はただのボックスが多いですが、修理された古い電話ボックスもあります。

グルダン・ポリニャンでは、少なくてもそのボックスが四つあります。そこで待っている本の質は近所に住んでいる人によると思います。ガロンヌ川の沿岸の近くではロマンス小説が多い気がします。上に書いた男の人の外見はそう言う気がしませんが夢いっぱい見ながら愛の本をうっとりして読んでいるのかもしれません。

個人的に一番気に入っている交換ボックスはグルダンの教会のそばにあるのです。去年、そこでアメリ・ノートンの『畏れ慄いて』(Stupeur et tremblements)という本が見つかりました。みなさんこの本が分かりますか。日本の会社でのベルギー人の若い女の人の研修が描かれています。無駄な仕事を割り当てられているので、才能を見せるように色々なアクションをとりますが、一生懸命働けば働くほど上司が怒っているので主人公の立場がだんだん下がります。それで最後にお手洗いの管理者になってします。この本はとても人気があって、映画にさえなりました。フランス人の日本の会社のイメージはこの本に影響をうけたかもしれません。先週この本を連れて帰って、今回サルトルの本を選びました。終わったらどんな本だか話します。フランス語を習っている人なら、ぜひこのボックスをご確認。

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フランスクレープVS日本クレープ

買ったクレープ
クレープといちじく/チョコレートのジャム、décembre 2019, G. Ducros

12月8日にサン・ポール(Saint-Paul)という村の地域的な小さいクリスマス・マーケットに行きました。そこである職人たちが手作りのクリスマスと新年のカードやアクセサリーやコルクで作られている鞄や本から作られたハリネズミや赤ちゃんのヘッドバンドなど自分で作った作品を売っていました。もちろんサンタ・クロースもいました。お客さんにチョコレートを配ったり、子供達と写真を撮ったりしていました。クリスマス・マーケットに入ったら、数ある香りの中に一つの特別な香りを認めました。それはオレンジの花の香りをつけた家庭のクレープのです。幼いころの香りと再び出会って大変嬉しかったです。12枚も買ってしまいました。

日本でフランス語を教えていた時に、フランスに行った学生がクレープにがっかりしたと言うことを覚えています。日本のと同じようにいっぱい詰まっているクレープを期待していたからなのです。彼女の意見は面白いと思いました。確かにフランスと日本によってクレープの評価が違うのは間違いではない気がします。ここに日本とフランスのクレープのあり方について論じます。

日本で駅やショッピング・センターにクレープの店がよくありますね。その店のクレープの外見は信じられないくらい素敵で、生クリームやフルーツがいっぱい詰まっています。しかし生地は味があまりありません。そのクレープのメインは詰め物ですからかもしれません。

フランスにもチョコレートや栗やジャム入りのクレープがありますが、ここでは一番大切なのはクレープのそのものだと思います。と言うのは美味しいクレープはそれだけで十分ですからちょっとだけ砂糖をつけると終わりです。

マーケティング視点から見ると日本のやり方はもっと抜け目がないと思います。香りより見た目を賞賛するのは有効ですから。同じ理由でアメリカのパンケーキが日本でよく流行っていますがフランスでまだ大きい位置を占めていないかも知れません。パンケーキもそのまま食べる食べ物というより、バターやメープルシロップやフルーツをかけて食べる食べ物ですね。

私は食いしん坊だからフランスのクレープと日本のどちらも大好きです。皆さんはどうですか。

paper hedgehog

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秋の色

清小納言が誰より知っていたようにどんな季節でも魅力があります。ピレネーで観光するなら、9月と10月は最高だと思います。今回はピレネーの秋を紹介します。

紅葉
Bords de Garonne, Gourdan-Polignan, oct. 2019, G. Ducros

気温はまだ暖かいし、空気はとても澄んでいます。山の上の木や標高2876メートルあるピック・デゥ・ミディ山(Pic du Midi)の天文台が輝くことまで見える気がします。

日本と同じように木が黄色く赤くなっています。ガロンヌ川の沿岸に楓があって、10月に紅葉が多いです。きれいな植物はそれ以外に二つあると思います。一つ目は家の正面や囲い壁を覆うツタです。色が変わったら、家の雰囲気も変わるからです。歴史と時間を感じる建物ですね。

二番目は庭によくあるバージニアのウルシ(Sumac de Virginie)です。秋になると赤い実ができて、赤くオレンジっぽくなる葉っぱもあれば、みどりそのままの葉もあります。葉叢の淡いみどり色と赤色の対照は素晴らしいと思います。

草地にイヌサフランが咲いています。今年は多かったです。『草地にイヌサフラン』という庶民の歌があって、菊とイヌサフランは秋の象徴の一つです。歌の言葉はこうです。

Colchiques dans les prés 草地にはイヌサフランが
fleurissent, fleurissent 咲いている、咲いている
Colchiques dans les prés 草地にはイヌサフランは
C'est la fin de l'été 夏の終わり。


La feuille d'automne 秋に葉っぱが
emportée par le vent 風に乗って
en rondes monotones 渦を巻きながら
tombant, tourbillonant単調な輪を描いて落ちている。
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=colchiques+dans+les+pr%C3%A9s+paroles

ここをクリックすると歌がきこえます

イヌサフラン
Vallée de la Barousse, oct. 2019, G. Ducros

それで、りんごの木、洋梨の木、クルミの木、ヘーゼルナッツの木、栗の木など、たくさんの木にたわわな果実がなっています。たまたま道に見つけると嬉しいですが、イガが刺すので頭に気をつけましょう。ある人がキノコ狩りをします。イグチというキノコはとくに高く評価されています。キノコが好きな人たちの世界をよく分りませんがいい場所を見つけても誰にも言わないと思います。

秋は本当に美しい季節ですが、狩りの時期に当たります。鉄砲を持って畑を犬とふらつているおじいさんを見ても驚かないでください。第二次世界大戦の過去賛美者の集合ではなくて、ただイノシシなど食べたい人たちです。事故を避けるようにオレンジ色の服を着る狩人が多いです。それで時々山に「狩り中、注意深くしましょう」という看板もかかっています。

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地理と地方を調べましょう

By Posted on 0 54

さっきグルダン・ポリニャンは中部ピレネーにあって、ガローヌ川の沿岸にあると書いたと思います。ここでは具体的にどこにあるか説明したいと思います。

ピレネー山脈は430キロの長さがあります。行政的に六つの県に分かれています。西から東まで県を述べましょう。

  • Pyrénées atlantiques ピレネー・アットランチック県(大西洋ピレネー) 
  • Hautes-Pyrénées オート・ピレネー県(ピレネー上)
  • Haute-Garonne オート・ガローヌ県(ガローヌ川上)
  • Ariège アリエージュ県
  • Aude オード県
  • Pyrénées orientales ピレネー・オリエンタル県(東洋ピレネー)

それぞれの県は歴史があります。日本では、昔の尾張と三河は現在の愛知県ですね。フランスでも一緒です。フランスでも現在の県は自分の文化を持っていた旧国に当たります。

  • ピレネー・アットランチック県(大西洋ピレネー)にバスク旧国(Pays basque)の一部とベアーヌ地域 (Béarn)が編成されました。
  • オート・ピレネー県は昔のビゴル地域 (Bigorre)にあたります。
  • オート・ガローヌ県はコメンジュ地域(Comminges)とトゥールーズ旧国(Pays de Toulouse)に当たります。
  • アリエージュ県にコゼラン地域(Couserran)とフア旧国(Pays de Foix)が編成されました。
  • オード県はランゲドック旧国(Languedoc)の一部に当たります。
  • ピレネー・オリエンタル県はルーシオン(Roussillon)と言われている地域にあたります。北のカタルーニャ(Catalogne)に当たるとも言えます。

私の故郷は、というとグルダン・ポリニャンは現在オート・ガローヌ県のコメンジュ地域にあります。

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ガロンヌ川河岸での犬のショー

to show a pyrenean dog
Orion, Gourdan-Polignan, Nov. 2019, G. Ducros

家はガロンヌ川のほとりにあります。整備された河岸にピクニックするためのテーブルがあります。それで、車が少ないし、景色が落ち着いているので、犬を散歩させる人が多いです。
先日、かたつむりほどの速さで走っている車を見ました。運転手は、「ピー、ピピー、ピー」休みなにしクラクションを鳴らしていた年を取ったおじいさんでした。道路は空いていたので、なにをしているのだろうと思っていました。しかし、二週間後に、分かりました。 実はこれは彼の犬の散歩のやりかたです。年で、もう歩けないのかよく分かりませんが、車で犬を散歩させて、犬がグズグズしたらすぐクラクションを鳴らします。

毎日、家の窓の下をいろいろな犬が通ります。皆んな可愛いですが、私には犬たちの中で一番お気にいりはオリオンくんです。 真っ白の美しいピレネーの犬です。伝統的にこういう 大きな犬は捕食動物から群れを守るために使われていましたが、オリオンくんは家畜をもう守りません。駅の向こうによくいるので、旅行者だけを見守っています。グルダン・ポリニャンに来たら、会えるかもしれません。体が大きいいですがとても優しいです。「名犬ジョリィ」というアニメの犬とそっくりですね。

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Gourdan-Polignan

Vue de Gourdan-Polignan
Septembre 2019, Vue de Gourdan, G.Ducros

写真で丘の下にある村は私の故郷です。グルダン・ポリニャンです。簡単な紹介します。
上の方にはなかなか見えませんがグルダン・ポリニャンは中部ピレネーを通るガロンヌ川の沿岸にあります。村にはお城と二つの教会があります。 一つは毎年の一月十八日に祀られているサン・ビンセントに奉じられている教会で、もう一つは「黒いマリア像」で有名です。なんでこのマリア像は特別なのでしょうか。市役所のウェブサイトにこう書いています。

『伝説によると、ある農家が群れの中で一番太っている去勢牛は一番食欲がなくて、毎日同じ茨の草むらに行くということに気づいて、そこに黒いマリアの像を発見しました。マリアの像を村の教会の際壇に置きましたが、夜に、茨に戻ってしまいました。 村人たちはマリアを教会に再び持ってきて際壇に鎖でつなぎましたが、彫刻が発見されたところに戻りました。マリアがそこに崇拝されたいという結論に達した村人は彫刻を受け入れる「ポリニャンのノートルダムの 小聖堂」を建設しました。』グルダン・ポリニャン市役所

これを読むとなんでマリア 像は黒いのか分かりませんが、確かに特別なパワーがあると信じられていることが分かりますね。黒いマリアの撮影を見せたいですが、ポリニャンのノートルダムがいつも鍵で閉まっています。私は二十歳時代に一回しか見たことがあります。

村の畑や草原でのどかに食べている牛、ロバ、羊、鶏などいろいろな動物が見られます。もし自分が牛ならば、ここで幸せな生活ができると思います。それでも、モダンライフからかなり離れているわけではありません。電車駅、ショッピングセンター、二つのパン屋があります。きっと信じられないでしょうが、マクドナルドまで何でもありますよ。

vaches dans un pré
Septembre 2019, vaches, Gourdan-Seihan, G. Ducros

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